(本人直筆)2018 東京 オオタカ繁殖撮影日記 10

(※本記事は金子裕昭直筆の撮影日記です。)
前回の撮影日記はこちらから:(本人直筆)2018東京オオタカ繁殖 撮影日記 9

 

● Part⑩  8月 旅立ち(最終回) ●

 

孵化してから約2ヵ月半が過ぎ、

子供たちは、自分でセミを捕らえるようになってきた。

 

そろそろ自らの手で、大きな獲物を捕らえる日も近付いているなぁ、

と思っていた矢先…

早朝、1羽が河原に降りている。

足元には獲物?

 

あっ!チョウゲンボウ!!

スライド6
獲物はチョウゲンボウ  (PENTAX K-3/ DFA70~200mm)

 

何とも…

まさか同じ猛禽類のチョウゲンボウを捕らえるとは…..

友人の話によると、前日の夕暮れのことだったそうだ。
通り過ぎようとしたチョウゲンボウに、3羽でアタックしたようだ。

 

少しだけ食べ、そのままにして1羽は林に戻って行く。

「必ず獲物の元へ戻って来る」

そう確信し、炎天下の中待つことに。

 

14時過ぎ。来た!

1羽が、草陰の中から獲物を引きずり出し、巣のある林に運んで行き食べだす。

スライド7
ひきずり出す   (PENTAX K-3/ DFA70~200mm)

 

残りの2羽も、「よこせ」とでも言っているのだろう、
けたたましく鳴いている。

チョウゲンボウは、約1時間で食べ尽くされた。

 

幾度となく目にして来た光景….自然界の中の当たり前の出来事……

命が命を繋ぐその瞬間…..

スライド8
命が命をつなぐ  (PENTAX K-3/ DFA70~200mm)

 

 

数日後、1羽の姿が見えなくなり、

その数日後、また1羽の姿が見えなくなり、、

8月中旬、全てのオオタカ達の姿がこの場所から消えた。

 

残されたのは、新たな命のために、消えて行った命達。

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消えていった命   (PENTAX K-3/ DFA70~200mm)

 

 

約9ヶ月におよぶ、繁殖活動は幕を閉じた。
今頃は、どこかの大空を舞っていることだろう…..

最後に、都会に順応し、様々なドラマを見せてくれたオオタカ夫婦に..
アサンテ サーナ(スワヒリ語で “ありがとう” )

 

(つづく) 

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