(本人直筆)2018タンザニア撮影日記 タランギレにて 2

(※本記事は金子裕昭直筆の撮影日記です。)
前回の撮影日記はこちら:(本人直筆)2018タンザニア撮影日記 タランギレにて 1

 

○31/MAR/2018○

4時、ライオンの声で目が覚めた。

昨日のライオンが、まだ近くにいるようだ。

6時半、出発。
太陽が昇り始めた。

朝日
朝陽     (PENTAX K-3/DFA150~450mm)

 

昨日のライオンを探すが、足跡はあるものの、全然見付からず……

その後も、あちこちに車を走らせるが、
ライオン、チーター、ヒョウの足跡だけ見える。

昼食までの撮影成果は、朝日を浴びたマングースのみ。

マングース
マングース    (PENTAX K-3/DFA150~450mm)

自然相手の撮影なので、こんなこともある。

昼食を食べて、1時間程休憩。

14時、気を取り直して出発したものの、何もいない。

 

16時、初めて体験する出来事が待っていた。

私達の行く手を阻むように、約30頭のゾウの群れが立ちはだかる。

どうも様子が変だ。

皆、けたたましく唸り声をあげている。

静かに見ていると、更に一斉に唸り声が響く。

いきなりオスゾウが、メスゾウに乗りかかった。

交尾だ。

 

それは、まるで神楽やお祭り等の神聖な行事の中で、
吸い込まれていくような雰囲気で、

私はその光景に、完全に呑まれてしまった。

呆然と立ち尽くす私に、ドライバーが

「Kaneko, piga picha(金子写真を撮れ)!」と叫ぶ。

我に返り、撮影を始める。

たった1分の出来事だったが、もの凄く長い時間に感じた。

ゾウの交尾
ゾウの交尾   (PENTAX K-1/DFA24~70mm)

 

18時、キャンプサイトに戻ると、約50m先の木の上で、
サバンナモンキー、カンガ(ホロホロ鳥)が、けたたましく警戒音を発している。

車から降りて、私とドライバー、コックの3人で、その方向を見つめ、

ドライバーが呟く「usiku wa leo pamoja na chui (今日の夜ヒョウと一緒)」

私とコックが答える、「kawaida(普通)」

 

さあ晩御飯にしよう、明日は朝からヒョウ探しだ!!!

(つづく)  

 

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